お知らせ
測量作業員の仕事内容は？
測量作業員は、測量士の指示に従って、測量作業を支援するのが仕事です。主な業務内容には、測量機器の準備や測量ポイントの設置、測量機器の操作や、データの記録、そして測量機器のメンテナンスなどがあります。
まず測量作業員は、測量士が使用する三脚やレーザー測量器、自動レベルなどの測量機器の準備を行います。
測量現場に到着したら、測量士が指示する場所に、三脚や目盛棒、ターゲットなどを設置します。この作業を行うことで、測量機器が正確な測定を行うための基準点を作ることができます。
測量士が測量機器を操作する際には、測量作業員は測量機器を持ったり、目標の設置を測量士の指示のもとで行い、測定の正確性を確保します。
測量作業中に測定されたデータを、紙や電子デバイスに記録し、測定の誤差や問題点を報告し、必要に応じて再測定を行います。
測量の現場作業を終えると、測量機器のメンテナンスや修理を行い、機器の正常な動作の維持管理も行います。
このように、測量作業員は、測量士の指示に従って作業を行うため、正確性や責任感が求められます。また、屋外での作業が多く、天候や地形に左右されることがあるため、体力や忍耐力も必要です。測量作業員は、測量士の補助的な役割を担うことが多く、将来的に測量士になるためのステップアップとしても適している職種とされています。